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九酔渓
九重連山からの清流が流れる鳴子川流域は、渓谷美がすばらしい。特に断崖絶壁が直立にそそり立つ九酔渓は2kmに渡っており、春夏秋冬さまざまな姿を見せてくれる。なかでも初夏の新緑と秋の紅葉は渓谷とマッチして格別。渓谷を見下ろす峠の展望台は、多くの観光客で賑わっている。
湧(わ)蓋(いた)山
阿蘇ぐじゅう国立公園内にある湧蓋山は、九重山群の西北端にある円錐形の秀麗な山で、山容が富士山に似ているため別名『玖珠富士』や『小国富士』と呼ばれている。標高は1499.5mで360度の展望を誇る山頂からの眺めはすばらしい。
天ヶ谷貯水池
飯田高原のオアシスで、九重連山の絶好の展望池。
特に湧蓋山を背景とした景観は美しく、写真撮影や写生に最適で静かな人気をよんでいる。
飯田高原
九州最高峰の中岳を筆頭に久住山、大船山、湧蓋山など登山家の心をくすぐる雄大な九重連山の麓に広がる飯田高原は、季節ごとに色を変え感動を与えてくれる。春はピンクに染めるミヤマキリシマに野焼き、夏は清々しい風と新緑、秋は艶やかな紅葉、そして冬は霧氷。そのスケールの大きな四季の移り変わりは人々を魅了する。また、この飯田高原には大自然を活かした施設が充実している。
小松地獄
標高1100mの大自然の中に吹き上げる蒸気と、噴出する熱泥が不気味な小松地獄。岩肌にこびりついた噴出物の色合いは、地獄のような雰囲気を醸し出している。周辺には、天然の恵みを受けた筋湯温泉や地熱を利用した八丁原地熱発電所があり、自然と人間の共存する地域となっている。また、筋湯温泉の各旅館では、小松地獄の噴気を利用して鶏一羽をまるごと蒸すという名物料理『極楽温鶏』が食べられる。
万年山
今から数10万年前の大規模な火山活動によって造られた万年山は、上下2段に分かれたダブルメサと呼ばれる極めて珍しい溶岩台地で、頂上は長さ3kmの高原状の草原となっており、多くの高山植物を見ることができる。特に5月下旬から6月上旬にかけては、ミヤマキリシマやドウダンツツジが咲き乱れ、鮮やかな花のじゅうたんが美しい。
東奥山七福神
それぞれ形の違う7つの巨石が祭られている東奥山七福神は、1991(平成3)年の台風で山の木々が倒れ、それまで見えなかった巨石群が突然姿を現した。その形がまるで七福神を思わせることから、この名がついたといわれる。そばには、どんな日照りの年でも絶えない仙境の命水が湧き出ており、県外から汲みに来る人も多いとか。
立羽田の景
玖珠川を取り囲む山々は、どれも不思議な形をしている。なかでも立羽田の景は、荒々しい岩肌に色鮮やかな木々をおおい被せたような景観を見れる。近くの県道沿いの農産物直販所では野菜や農産物加工品の販売をおこなっている。
大岩扇・小岩扇
大岩扇は別名『男櫛』、小岩扇は別名『女櫛』ともいわれる。標高は大岩扇山が691m、小岩扇山が720mで代表的なメサ(卓状台地)である。頂上は平坦な台地で、そこからの展望は見事。眼下に玖珠町、九重町を望むことができる。大岩扇山は昭和10年に国の天然記念物に指定されている。
伐株山
万年山と同じメサ(卓状台地)で、巨木の伐株に似ていることから、伐株山と呼ばれている。ここは高樟寺(玖珠城)の城跡で、山岳の地勢を利用した峻険な山城であった。最近では、大空を爽快に舞うハングライダーやパラグライダーなどのスカイスポーツの基地としても名高く、一年を通して多くの愛好者が空を舞っている。山の中腹にはバンガローなどの宿泊施設も整備されている。
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