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ページ 1 の 3 創業は江戸享保年間、九州の屋根九重山系万年山麓の清冽な気候の中で、万年山の伏流水を使用し、手造りで清酒本来の旨味の有る商品を造り続けています。
創業以来、蔵が万年山麓に位置しており古諺にいう「鶴は千年、亀は万年の歳を経る」より亀の井を銘した。
玖珠の自然と共生した酒母が造る奇跡の地酒
大分県内では、唯一の『山廃仕込み』をする酒蔵《亀の井酒造》
【玖珠の物語十人の思い亀の井蔵元長野雄人氏】
地質百選に選ばれた万年山麓の小田地区に亀の井酒造はある。
『九州十色大分の酒蔵』で「亀の井酒造」蔵元・長野雄人氏は『山廃仕込み』と自分の想いを語りました。
「量産できない上に造りを失敗する危険性もあって、今では県内で山廃仕込みをする酒蔵はうちだけになってしまったんです。でも、昔から山廃で造ったうちの酒を土地の人が飲んでくれている。この酒が『玖珠の地酒』である以上、やめる訳にはいかんと思っているんですょ。採算が合わなくても、少量しか造れなくても、『玖珠の地酒』を造り続ける。」と想いを残しています。
山廃仕込みは、酒蔵にひそんでいる乳酸菌が自然と酒母に入るのを待つ酒です。そのため、年によっては例年の二倍も三倍も月日を必要としてしまう。酒の力を信じ待つしかない製法でもあります。
玖珠出身の杜氏・佐藤博之氏はそんな『山廃仕込み』を説明する。
「乳酸菌を添加するのは、酒が空気中の雑菌に負けて途中で腐ってしまうのを防ぐのが一番の目的。だから、自然に任せて乳酸菌を取り込んでいく『山廃』では、一歩間違えば酒を腐らせてしまう危険性があるんです。放ったらかしにしながらも、腐らせてしまうことのないように、徹底的に管理するんです。酒が腐ったら酢になるというけど、この酸っぱい匂いがすれば、ちゃんと乳酸菌が働いてくれているんだと嬉しくなるんですょ。あとは酒の力を信じて、じっと待つだけ。私ら人間にできるのは、酸とアルコールのバランスをチェックすることなんです。最近は飲みやすく、さっぱりした酒が流行っているけど、私には、太くどっしりとした濃い口の『山廃』の酒に馴染みがあるんです。それは、地元の人も同じこと。自然任せとはいえ、管理は大変で量も造れんけど、地酒を造っているいるんだという誇りは忘れちゃいかんと思っとるんですよ」
亀の井酒造の『山廃仕込み』は、おおいたインフォメーションハウス発行九州十色シリーズ『大分の酒蔵』(定価1,200円)に詳しく取り上げてもらいました。
亀の井山廃仕込みは、冷で飲むのも美味い・・少し燗して飲めば、さらに美味いと言われる酒です。
玖珠町商工会員で長年、理事をしていた平田策郎氏(故人)は、この『玖珠の地酒・亀の井』が好きだった。どこにいっても、亀の井を指名するので、いきつけの居酒屋、スナックは、必ず置くようになっていた。平田氏は、「亀の井は、口当たりやわらかく、のどごし心地よい良い酒じゃ、わしは、これを燗にして飲むのが日々の楽しみじゃ」と語ってくれた。
採算や効率性重視とは、隔離された『玖珠の風土』に磨かれた玖珠の誇りの地酒『亀の井・山廃仕込み』ぜひ、お取り寄せください。
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