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天然洞窟温泉 壁湯
享保年間、傷ついた鹿が湯浴びするをみた一猟師が、温泉であることを発見し、けわしい岩壁に道をつけ、町田川辺の洞窟に浴槽を造り、入浴できるようにしたのがはじまりであると伝えられている。岩壁抉(えぐ)れたようになっているところから、温泉が湧き出ているので、壁湯といわれるのでもあろうが、また、古くから別名仙洞温泉ともいわれている。
昔一仙女がここに住んでおり、朝未明に入浴して身を清め、日の出と共に昇天していたという伝説があり、それで仙洞温泉の名前ができたものであろう。
もう一つ新湯といわれていたころもある。これは浴場が新築されるか、したときにいわれはじめたものと思われる。露天湯から川の流れを見ながら、低温だから手足にシワのできるまで、しかも方言まる出しの四方山話を聞きながら、ゆっくり入湯すれば、山の温泉気分満点、このムードを忘れきれずに何べんも訪ねるお客さんもある。
温泉にふさわしい宿屋二軒あり、これが壁湯の壁湯たるところである。(玖珠郡史より一部抜粋)
この壁湯は岩壁から湧き出る温泉郷で、源泉は三つ、ひとつは福元屋さんの壁湯洞窟風呂、もうひとつは共同浴場、もうひとつは別荘を持っている方が個人で所有している。一番、泉質が良いと言われているのが、福元屋さんの壁湯です。九重町の方々が、九重九湯の中でナンバーワンの湯はと聞けば必ず上位にランクされる特別な湯です。
特に壁湯周辺の南山田地区の住民の方々は皆、壁湯は九重の宝だととても大切にされています。その壁湯の湯守たる福元屋さんも愛されている旅館です。 壁湯は混浴なので、花も恥じらう年頃の者には、ちと、難っすょ(^^;しかし、タイミングやその日の入湯者の流れを読み切れば独占家族湯として誰も邪魔されず『まったり』と湯に浸かれます。
浴槽は深い場所で1m近くあります。浴槽温度は35~37℃です 夜になると立ちのぼる湯気が岩盤で結露となり頭に滴が落ちて来ますこれも風情として堪能してください。まったりと浸かっていて、ふと気づくと体中に微泡がまとわりついています炭酸ではなく、大地から生まれたばかりの極鮮度の湯ならではの現象のようです。 |
天然洞窟温泉 壁湯

