| 子育て団子汁 |
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玖珠地方の郷土料理・・子育て だんご汁 毎年、日本一のダブルメーサ万年山の山開きでは、全国各地より玖珠に来てくれた登山者の皆さんをおもてなしするため、玖珠町婦人会で作る【子育て団子汁】を食べる事ができます。子育て団子汁は玖珠地方の郷土料理です。ぜひ、機会があれば食べにおいでください、お待ちしています。
子育て団子汁の作り方について
出産した産婦の体調の回復を促進すると共に、たっぷりとお乳を出して元気な子どもを育てるための「子育てだんご汁」は、昔よりこの玖珠地方に伝わる伝承料理のひとつである。
だんご汁に入れる「だんご」は、もち米が原料の「寒ざらし粉」※1で作る。もち米は昔から「母乳の出を良くする」と言われている。よくこねて、手のひらで作る丸いだんごは、赤ちゃんが丸々と丈夫に、円満な人柄に育つようにとの願いがこめられている。産後の母親に食べさせるため普通のだんご汁と違うのは、必ずサトイモの茎を干した、ずいきを使うところ。ずいきはお産で体内に残った古い血を外に流しだす作用があると言われている。
また具には、畑や山で取れる野菜を使うが、しいだけは血圧を下げ体を冷やす効果があり産後の女性には不向きなので使わない。出産という大仕事を無事に果たした若嫁に子育てだんご汁を作って食べさせる、姑のいたわりや、やさしさが感じられた。
しかし、最近は病院出産なので、産後に食べさせる機会が少なくなった。この子育てだんご汁は野菜をたくさん使うが、野菜嫌いの子ども達にだんごと一緒においしく食べてもらえ、消化がよいので高齢者にも喜ばれ、地元で取れる野菜やだんご粉なので、家庭料理の一つとしてこの地域にいつまでも残してほしいと思っている。
※1寒ざらし粉・・・寒の入りの時、水につけて乾かしたもち米を粉にする。1年間おいてもわるくならない。虫もつかない。
作る方
①ずいきは水で戻し食べやすい長さに切る。ごぼうはそぎ切り、大根、ニンジン、サトイモはいちょう切りなど適当な大きさに切る。(季節の材料は変えてよい)
②寒ざらし粉に水を加えて、耳たぶの柔らかさになるまで十分に練る。練るほどに粘りがでるので、最初に水を入れすぎないよう注意。ちぎって丸めておく。
③鍋に水とずいきを入れて煮る。(ずいきはいきなり湯で煮ると苦味がでる。)
同時にいりことこんぶで出しを取る。
④野菜を入れ、火が通ったら、みそで味を付ける。
⑤殼後にだんごを入れる。だんごが浮かびあがってきたら火が通ったサインで、出来上がり。きざみ小ネギを上にちらす。
参考サイト: 大分合同新聞サイト
子育てだんご汁(玖珠地方) 食・味・人 おおいた逸品 oitatv.com
説明・・2004年に、大分合同新聞の取材があり、地域伝承の郷土料理として紹介されました。
この子育て団子汁を説明している桜井哲子さんは、北山田地区田の口在住の滝石マキ(故人)女史より、この子育て団子汁を玖珠地域の伝承郷土料理として伝えてくれるよう託され、現在、玖珠町婦人会長として後継者育成に励んでいます。子育て団子汁に関してお問い合わせがあれば、玖珠町商工観光課及び、玖珠町商工会にご連絡ください。
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